Yamada Laboratory

山田研究室 情報通信およびセンシングのためのアレー信号処理／情報処理

新潟大学大学院自然科学研究科　電気情報工学専攻（大学院）
新潟大学工学部　情報工学科（学部)

NEWS

2015年4月10日　新4年生5名が研究室に加わりました．
2015年3月23日　学位記授与式の後，研究室コンパを行いました．今年の山田研究室の卒業生は博士1名，修士4名，学部5名(3名進学)の合計10名です．　
2015年3月23日　馬野君(B4)が卒業研究優秀賞を受賞しました．おめでとうございます．　
2015年3月16日　山田教授が屋内人物位置推定に関するセミナー講師を務めました．屋内の複数人物の位置とその動きをリアルタイムにPC上に表示することができます．
2015年3月　電子情報通信学会総合大会（立命館大）で佐藤（大）君(M2)が発表しました．
2015年3月　IEEE iWAT 2015で山田教授が発表しました．
2015年2月17日に渡邉君(D3)が博士論文成果発表会を行いました．おめでとうございます．
2015年2月　5日が修士論文発表会，16日が卒業論文発表会です．
2015年1月　D3の渡邉君が電子情報通信学会宇宙・航行エレクトロニクス研究会(＠長崎)で発表しました．
2015年1月　山田教授がJVISAP2015(＠ベトナム・ホーチミン)で発表しました．
2014年12月　研究室の4年生5名が電子情報通信学会信越支部学生ブランチで発表しました．
2014年12月　M2の龍川君が九州大学応用力学研究所の共同研究集会「海洋レーダを用いた海況監視システムの開発と応用」で発表しました．
2014年10月4日　電子情報通信学会信越支部大会でのIEEEセッションで講演した渡邉君(D3)がIEEE Shin-etsu Young Researcher Paper Awardを受賞しました．おめでとうございます．
2014年10月4日　電子情報通信学会信越支部大会において波動情報研究室（山田研）がベストプラクティス賞を受賞しました．
2014年10月4日　電子情報通信学会信越支部大会において渡邉君(D3), 佐藤君，龍川君(M2), 若松君，福島君，石山さん(M1)が研究成果を発表しました．
2014年10月　渡邉君(D3)の研究成果が電子情報通信学会英文論文誌Bに掲載されました．
2014年9月　山田教授が電子情報通信学会よりソサイエティ功労賞を受賞しました．
2014年9月　白井智士君(現在東芝，当時M2)の研究成果が電子情報通信学会和文論文誌Bに掲載されました．
2014年8月30日　波動情報研究室（山口研，山田研）のOB/OGで，山口教授の還暦のお祝いの会を行いました．
2014年8月　若松君(M1)，龍川君(M2)が電子情報通信学会AP研，SANE研（新潟市）で発表しました．
2014年8月　若松君(M1)が国際会議IEEE iWEM2014 (北大，北海道札幌市）のStudent Paper Award (3rd)を受賞しました．おめでとうございます．
2014年8月　龍川君(M2), 石山さん，福島君，若松君(M1)が国際会議IEEE iWEM2014 (北大，北海道札幌市）で発表しました．
2014年7月　山田教授が国際会議IEEE APCAP 2014 (ハルピン,中国）で招待講演を行いました．
2014年7月　山田教授が国際会議IEEE AP-S/URSI（メンフィス, USA）で発表しました．
2014年7月　渡邉君(D3)が国際会議IEEE IGARSS2014（ケベックシティ，カナダ）で発表しました．
2014年6月2日　山田教授が総務省の信越総合通信局長表彰を受賞しました.
2014年5月16日　石山さん，若松君(M1)が国際会議AWAP2014(金沢市)でポスター発表しました．また山田教授もoral sessionで発表しました．
2014年4月17日　佐藤耕平君(M2)が電子情報通信学会AP研（立命館大，京都）で発表しました．
2014年4月10日　新4年生が研究室に加わりました．

山田研究室について

山田研究室では，アレー信号処理／アレー情報処理手法の研究を基に，主に情報通信技術（無線通信），センシング技術への様々な応用について研究しています．

携帯電話や無線LANなど，高速で大容量な無線通信サービスが容易に利用できるようになってきています．今後，ますます様々な機器に応用され，私達の生活をより便利で豊かなものとなっていくでしょう．電波／周波数は限られた資源です．与えられた資源を有効に活用するため，アンテナを複数（アレーアンテナ）利用したMIMO等，時空間情報や符号を活用した研究が盛んに行われています．また，ユーザの位置情報を正確に把握することは，他のユーザとの干渉を避けるのみならず，適したサービスを提供する上でも重要な情報となります．車載レーダのようなセンシングでの応用では，直接，安心／安全に関わる重要な問題です．

本研究室では，主にアレーによる空間（あるいは時空間）信号処理をベースとして，ワイヤレス通信とセンシングへの様々な応用に関する研究を行っています．通信，センシング双方において，電波は様々な物体からの反射，回折，散乱を経て多数のマルチパス波として伝搬してきます．これらの波を分離識別し，必要な波，すなわち情報を最大限に取り出すかが，本研究室で追求しているテーマです．電波の波としての物理的性質を活用し，最新の信号／情報処理技術を融合した知的な通信／センシングの実現を目指しています．

本研究室の卒業生の多くは，研究室で学んだ無線関係の知識を活かし，携帯電話を始めとする無線通信分野や自動車レーダなどの電機メーカ，さらには様々なアレー信号処理の知識を活かし画像処理関係のメーカーへ就職する人が多く，現在もそれぞれの分野で活躍しています．